October 19, 2016

モチベーション その②



目標があっても、毎日のこととなると面倒くさいよね、という人のために自分がやってたモチベーションをキープする方法を話したいと思います。

簡単に言うと、
結果ではなく過程を楽しむ
です。

ありがちですみません。

よく
人生は旅。目的地に着くことだけを楽しみに今を犠牲にするのではなく、移動そのものを楽しむ。
みたいなこと言いますよね?

そんな感じです。

ちょっと頭の中がお花畑な感じなのでアレですが、いくつかご紹介します。

1.カフェ
カフェというかコーヒーショップでの勉強は気分転換になりますよね。というわけで英語の習得具合やテストの結果などは別として、単にコーヒーショップに行くために勉強をしてました。気分が乗らなくても、まずはコーヒーショップに行けば気分も変わるものです(単にコーヒー中毒なだけかも)
注:30分ぐらいしか滞在しませんでしたよ。トイレ近いし。

2.電子機器
今はスマホで何でもできるので話が違ってきますが、昔Wi-Fiなどというものがなかった頃は電子辞書やポータブルDVDプレーヤーなどが欲しくなったものです。英語学習の雑誌の広告のようなライフスタイルに憧れて電子辞書やポータブルDVDプレーヤーを買いました。買ったばかりの頃限定かもしれませんが、早く電子辞書を使いたい、が早く勉強したい、になってました。

3.文具と手書き
元々文具や手書きが好きなので、勉強する気になれないときはまず手書きを楽しむことにしました。新しい筆記用具はテンションあがるよね(人による?)。単語を書いて覚えるときも、覚えるという最終目的だけでなく、書くこと自体も楽しんでました。ペン字とか習字とか、字を書くことそのものが趣味になるしね。

4.ペーパーバック
英語はそれほど好きではなかったけれど本は好きなのと「ペーパーバック(と言う言葉自体への憧れなのでハードカバーはだめw)を持ってる自分かっこよくね?」と思いたかったので、まずは本を手に取るようになりました(積ん読の逆)。英語にくじけそうになったら「ペーパーバックかっこよくね?」を思い出して洋書を手にとってました。

5.発音
スピーキングは文法とか発音とか通じるとか通じないとかいろいろありますが、まずは英語の発音自体が好きなので、モノマネというか、カラオケで一曲マスターする感じで会話文を一行一行覚えてました。音読とか好きでしたね。まさにカラオケ感覚。あ、歌じゃないですよ、モノマネしていたのは。会話集やNHKのラジオ英会話のセリフとかですよ。




「雨の日グッズを買うと、雨の日が楽しくなる。」
「通勤用に新しい服を買ったら、出勤がちょっと楽しくなった。」
に似てるかな(なんのこっちゃ)。


October 16, 2016

私の英語は下手ですって言わない









日本で働いていた頃、企業やお役所の偉い方々に同僚の外国人を紹介して会議や打ち合わせに同席する仕事をしていました。



基本的には紹介役兼通訳ということで同席させてもらっていましたが、たいていクライアントの方が「なんちゃって通訳」な僕より英語が出来る場合が多かったので、直接英語でお話しになりたいとお申し出になった場合はそのままお願いしていました。



そうお申し出になる方に多かった出だしの挨拶が、


「私の英語は下手なので、あらかじめご了承下さい。」


という一言。


いや、実際は一言でなく、いろいろ合わせて1パラグラフぐらい。



どうやら一般的にも使っている人は多いみたいです。
ネットでも多く見かけます。



  • 先にそう言っておくことで緊張が解ける
  • 聞く方もカタコトの英語を聞く心の準備が出来る
  • これを言うとウケるので「つかみはOK」状態になる


などの効果があるという信念に基づいたある種のテクニックのようなのですが、これ、言わない方が良いと思います。


理由は以下の2つ。



1.言われた方は「そんなことないですよ」としか言えない



例えば

「俺不細工だから・・・」
「私ブスだから・・・」


って言われても、実際の美醜に関わらず「そんなことないよー」としか言えませんよね。



「痩せれば綺麗だよ」と言ったら太ってることを指摘してるみたいだし、「パーツは良いんだから」と言ったら輪郭は悪いみたいじゃないですか。



ましてや取引先やお客様や上司、講演の出演者などに上から目線では言えません(英語圏にも上下関係や本音と建前はある)。


上記の同僚たちは全員


「そんなことないです、あなたの英語はお上手です。」


と言って苦笑いしていました。








2.時間の無駄



スピーチや会議は短い方が良いですよね。そういうこと。


自分個人で言えば、たいてい通訳のアポが詰まってたので会議が長引くと次の会議に遅れるし、トイレに行きたかったりすると5分が長く感じたりするのでこの件(くだり)が長く感じてました。


また基本的に英語圏の場合、会議でも授業でもテストでも仕事でも、予定されていた時間より早く終わった場合は、何もしないのに律儀に残ったりしない文化なので(カナダだけ?)、「スピーチが短いイコール早く帰れる」なので、長いスピーチ(とくに非ネイティブによるアーとかウーが多いカタコトのスピーチ)はわりとうんざりされます。













フレンチカナディアンで英語が第一言語ではないとか、イギリス出身でイギリスのアクセントが強いという人たちが同じように最初に断りを入れておくことはありますが、その場合は

「私の第一言語は仏語なので、聞き取れなかったらストップして聞いてね。」
「私はイギリス出身なのでよく聞き取れないらしいので真剣に聞くように。」


というように、自虐ではなく


おまえらしっかり聞いとけよ


というノリで言っていることが多いように見受けられます(それでつかみはOK)。



アングロ・カルチャーでは謙遜が美徳ではないので、謙遜しても自虐としか受け取られない可能性大です。


それよりも早く本題に入った方が良いかもしれません。



















October 11, 2016

モチベーション その①



モチベーションについて話したいと思います。


「英語を話せるようになる!」
と目標を決めても、実際には目標が大きすぎというか、漠然としすぎですよね。

そうなると何をして良いかわからないというか、自分の中から湧き上がってくる何かが無い。つまり三日坊主になりがち。新年の抱負みたいなものです。

そんなときにふと思い浮かべると、やる気が燃え上がる燃料のようなものを紹介したいと思います。


1.試験系

試験の点数が高くても電話にすら出れない人もいますが、定期的にTOEICや英検などの試験を受けると、やっぱり勉強する気になります。

自分の場合は趣味でTOEICを数回受け、その後留学用にTOEFL、カナダ移民でIELTS、というように、数年に一度試験を受けていたので、偏らずにネタを仕入れることが出来たみたいです。

会話ばかりだと口語ばかり練習することになって、書き言葉になじみがなくなったりするので、アクセルジャンプだけじゃなくてルッツやトウループも練習した方が良いということです(なんのこっちゃ)。


2.身近なあの人系

人によってはネイティブスピーカーを見て「あんな風に喋りたい」と思うのがモチベーションにつながるかもしれませんが、自分の場合ネイティブを目指すのは挫折しか感じられませんでした。無理だしw

やる気になったのは、今は無理そうだけどもしかしたら届くかも、というレベルの会話力でした。たとえば、


  • 英会話スクールの受付の人
  • ワーキングホリデーで現地で会った、ワーホリ3カ国目の人
  • 英語を使う勤務先の先輩
  • 留学先のバイト先のベトナム人
などなど。

自分よりちょっとだけレベルが上の、身近な人の英語に触れると、いつか追いつきそうな気がして良いかもしれません。日本国内で勉強する場合、学習仲間がいると良いと言われるのはこういう理由なのかもね。


3.言ってみたいだけ系

「TOEICの○○点の壁がぁ~」
「洋画は○割ぐらいは理解できるんだけどぉ~」
「エッセイ(小論文)が難しいよねぇ~」
「子供向けなら読めるんだけどぉ~」

のような事をインターネットの掲示板(英語学習者の意見交換の場)で言いたいがために、洋画や洋書に取り組んでました。うん、形から入るのって大事w



いきなり「ネイティブのようにペラペラになる!」的な目標を持っても無理すぎてすぐ飽きてしまうので、身近に「いいなぁ、あんな風になりたいなぁ」という憧れが常にあると良いみたいです。

January 3, 2015

Must と Have to



Mustは決まりそのもの、Have toは決まりがあるので仕方なく、と言ったニュアンスの違いがあるんじゃないかなぁと密かに思っています。

* * *

mustは決まりそのものを表す時に使われていて、運転免許やビザ・滞在許可の取得条件、学校への入学・卒業条件などなど、規則として「~しなければならない」と言う場合にホームページや申請用紙などで見られます。

have toは忠告または個人の意見で「~しなければならない」という時に使われていて、決まり事に従わされてる感じを出す時によく使われています。けれども、have toは政府や学校などの規則の表記では見かけません。※個人の感想です。


例で見てみましょう。

例1(飲酒をするなら)キミは二十歳になっていなければならないよ。

You must be at least 20 years old.
「(法律で)二十歳になっていなければならない(と決まっている)」
→決まり(法律)を述べている

You have to be at least 20 years old.
「少なくとも二十歳になっていなければならない(なぜならそう決まっているから)」
→法律という決まりを踏まえた上での忠告


例2 お前は部屋を片付けなければならない

You must clean your room.
「お前は部屋を片付けなければならない(って今決めたんだから!)」
→単に決まり(例:親が躾か当番か何かで決めた)を述べている

You have to clean your room,
「お前は部屋を片付けなければならない(なぜならそう約束したから(とか、友達来ちゃうし、とか))」
→決まりや起こりうる結果を踏まえての忠告


例3 行かなくちゃ

I must go.
「行かなくちゃ(って決めたんだ)」
→自分で決心した決まりを言っている
 
I have to go.
「行かなくちゃ(なぜならそう決めたから(とか、次で終電だから、とか、次の約束があるから、とか))」
→自分で決めた決まりや起こりうる結果を踏まえての自分への忠告


よく「 I must go は自分で行くと決めたことに対し、I have to go は自分ではなく他の理由で行かなければならないので、残りたいのは山々だけど先に失礼する場合は I have to go の方が失礼でない」と聞きますが、そーでもないです。基本はそうかもしれないけど、結局は言い方次第です。

例:

I must go
「本当はまだまだキミとお喋りしていたいんだけど、終電だから心を鬼にしてもう行かなくちゃって決めたんだ(自分で決めた決まり)」
→自分に厳しくて時間管理がしっかりしている人。

I have to go
「本当はまだまだキミとお喋りしていたいんだけど、終電だから行かなくちゃ(電車のせい)」
→言い訳じみてる。タクシーあるじゃん。帰るのが嬉しそうに見えるのはなぜ?

というわけで I must go でも I have to go でも、どっちが失礼とかは無いです。それ言い方でしょ、ということの方が多いです。



※個人の感想です。

January 2, 2015

イェイはYeahで本当にいいの?




英語でイェーイと書きたい


日本人の子たちがフェイスブックやインスタグラムのコメントで頑張って英語で書いているのを微笑ましく思うようになりました。大学生ぐらいの子がいてもおかしくない年齢だし(TдT)

英語だと喜びとか興奮を何て書いたら良いかわからないときにとりあえずYeah!って書くこと多いよね?それはそれで全然違和感はないのだけれど、日本人同士だからか「この子はきっと『やったー!イェーイ!』って言いたいんだな」って思うことがあります。

そういうときは「Yay」の方がいいのに、と思うのですが、そんなの人の勝手でしょうからここに私見を書いてみたいと思います。

YesとYeah


YeahはYesの口語的な表現だから、「そう/そうです/そうなんだよ/ええ/うん」という意味合いで使われる感じです。

握り拳で「Yes!」と言えば「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」みたいな感じにもなるから、Yeah!も「やったー」になりうるので「そう!でかした!キター!」という意味合いで使っているなら、「Yeah! 推しメンが選抜入り!」でも全く問題ないはずです。


純粋にイェイ!Yay!


しかーし!

もしYesという意味を含まず、「ワオ!」とか「うわぁ!」とか「うっひょー」みたいに意味のない、言葉というより単なる発声的な「イェイ」を文字にしたい場合は、「Yay」の方がしっくりくると思います。

漫画に例えて言うなら「Yeah」は吹き出しの中の活字(セリフ)、「Yay」は漫画家の手書き文字(叫び声)、みたいな感じでしょうか。

ちなみにYayの発音は day, say, pay, may, gay, と同じノリでイェイ(昔チャットルームでこの文字を見てた頃は”ヤイ”かと思ってた)。やっぱ「イェイ!」って言いたい時はYay!でしょ。

※個人の感想です。







YearとEarの発音の違いって



クリスマスの前にすで仕事納めがあることがカナダの事務職の良い所。でも1月2日が仕事初めなのがカナダの事務職のいやな所(TдT) 今日もたくさん「Happy New Year!」を聞きました。

ところでYearもEarもどちらも「イヤー」ですが、発音の違い、知ってますか?というか説明できますか?最近ひらめいたけれど誰にも話す人がいないのでここに書きたいと思います(TдT)

Earは、あ行。
Yearは、や行。

以上でーす(笑)。






あ行はローマ字の規則に則って a i u e o、 や行は、歴史的仮名遣いを無視して a i u e o にそれぞれYを付けて仮にYa Yi Yu Ye Yo とします。

ア(a) とヤ(Ya)
ウ(u)とユ(Yu)
オ(o)とヨ (Yo)

の違いはそれぞれわかりますよね。

イ(i)とイ(Yi)
の違いは微妙ですね。Yiはイの前に小さいィが入る感じでしょうか。

まず円(en)と¥(Yen)を言ってみると良いかもしれません。
エンとイェン。

どーっすか?(笑)

アじゃなくてヤ!
イじゃなくてィィ!
ウじゃなくてユ!
エじゃなくてイェ!
オじゃなくてヨ!

これでもわかりづらいなら、気にしないでください。i と Yi を言い分けることが出来なくても、それで通じなくなってしまうことはありませんし、意味が変わってしまうことはありません。

my first year が「私の最初の耳」に、
20 years oldが「20個の耳、古い」に、
sheep's ears 「未年」に、

は、前後関係からして滅多にありえません。最初の2つはどう考えても「年」と言いたいのは明白だし、最後のsheep's earsは、「未年」と言う時はたいてい前後に「干支」とか「何年生まれ」とか「私は/あなたは何歳」などの単語を使うし、「羊の耳」と言うときには「タグ」とか「農家」とか「ウール」とか「えさ」とか「ペーター」とか「ハイジ」とかの単語を使うでしょ?(え?ハイジに出てくるのはヤギ?)

もしそれを指摘されたならそれはあなたの発音のせいではありません。むしろ聞き手の理解力を指摘してあげるべきです(笑)。

Year と Ear の発音の違いを練習するより、Happy New Year! と言われて何と返すかを練習しておいた方がよっぽど役に立つと思います(自らこの記事を全否定)。

※個人の感想です。


"A" Happy New Year?



明けましておめでとうございます。英語ではお馴染み、Happy New Year! ですね。僕はネイティブでもハーフでも帰国子女でもないのですが、”A” Happy New Year のようにAはつけない方が良いと思います。

Happy New Year! だと、日本語の語感通り、「明けましておめでとう!」とか、「謹賀新年」とか、そういう決まり文句の挨拶な感じです。

A Happy New Year!だと、「ある1つの幸せな新年」とか「-幸せな新年-」とか、映画やテレビコマーシャルのキャッチコピーのような文章の感じが出てしまうような気がします。

例えばTrue Storyだと「トゥルーストーリー」と歌や映画のタイトルとして大きく印刷される感じですが、A True Story だと「実際あった話」と副題として小さく印刷される感じです(どんな感じじゃ)。

ちなみにクリスマスカードには「良いお年を」の意味で“Happy New Year”の記載があるものもありますが、個人的にA Happy New Yearと“A”がついているものは見た記憶がないように思います(日本などの非英語圏で作られたものを除く)。

※個人の感想です。