December 13, 2017

英語で読書







一人で飛行機に乗るのも精一杯だったレベルの英語力だったワーホリ時代、英語の本をスラスラ読めるようになるのが夢でした。

専門書を解読するのではく、好きな小説やエッセイを娯楽として読む感じです。

現地で知り合った人たちと一緒に本屋に行って、みんなが「あれも欲しい、これも欲しい」と言っている中、自分だけ退屈でした。

読める本がなかったから。
立ち読みすら苦痛。

日本語の書店なら、何時間でも立ち読み出来ます(お店の迷惑だからしないけど)。
なのに英語圏の書店では、本ではなく雑貨コーナーでみんなを待っていました。
本が読めなかったから。

みじめ。









今はどうでしょうか。

ワーホリ後、日本で英語の勉強をしたり、カナダの大学に入って4年間読み書きをしたり、今では事務職で毎日書類に目を通しています。

が、日本語と同じようには読書は楽しめていません。

さすがに「読めない」とは言いませんが、本を1冊読む気力はありません...。


日本語の本ならば、読み始めると止まらずに睡眠時間を削ってでも読んでしまうのですが、英語の本だと読み始めて3秒で眠りに落ちます。


ネットニュースとか、メールとか、請求書などの短い文章なら全然平気ですが、小説とか本を冊単位で読む気にはなれません。

だから、普段現地の友達のことを外国人と意識しないのに、英語の本を読んでいる姿を見ると、

「あ、やっぱり違う言語を話す人なんだ」

と我に返ります。







日本語の本を読むみたいに英語の本を楽しめるようになりたいですね。

図書館で何か借りてこようかな。

December 12, 2017

独り言大作戦

今更ながらタッチタイピングを練習しています(本文とは関係ありません)。




歌って踊るショーを成功させるには、ステージ上でいかに練習でやってきたことを再現できるか、がカギですよね。


トリプルアクセルを本番で成功するにも、10回跳んで10回成功できるぐらいにまで練習するしかない。そして本番ではその練習でやったことを高い精度で再現する。


ステージにもリンクにも立ったことはありませんが、好きなアーティストの新曲をCDに合わせて歌えるように何十回も繰り返していたらカラオケ屋さんで歌うことになったときに、息継ぎの箇所や間、ちいさく「ん」とか「あ」とか言うところ(「♪私は」ではなく「♪私は」と歌う)を練習通りに再現できるようになった経験はあります。


あとは大学の試験で
「期末テストはこのトピックについてのショートアンサー(書き問題)です」
と教授から告知があったその日から本番と同じ状態(同じ鉛筆、同じ時間内)に書きたいことを手書きで何度も書いて、本番の試験でA+を貰ったこともあります。


TOEICの勉強ではマークシートをいかに早く塗りつぶせるか練習しておくのも重要な対策の一つなのではないかと思ってます。


きっと、マッスルメモリー(体が覚える)ってやつなんじゃないかと思っています。



同様に、独り言も、この本番で練習通りに再現できるマッスルメモリーを身に付けるのに良いのではないかと思っています。



例えば。


● 次回の英会話スクールでのレッスンで話すことをあらかじめ考えておいて、実際にブツブツ言ってみる。


● 今度友達に会ったら言いたいこと(説明したいこと)を実際にブツブツ言ってみる。


● 就職の面接のひとりシミュレーションで、志望の動機などをブツブツ言ってみる。

(実際には志望の動機よりも、もっと具体的な「お怒りのお客様にはどう対応しますか?」とか「今までで一番失敗したことと、それをどう対処したかを教えてください」みたいな質問が多いです、カナダの面接官は)

● 職場で来週のミーティングの際に問題提起したい事柄を、上司が聞いているイメージで実際にブツブツ言ってみる、


● How was your weekend? と聞かれたと想定して、答えを実際にブツブツ言ってみる。




というわけで友達も家族もいない外国での1人暮らしですが、頭の中でこしらえたインタビュアーたちに説明するのに忙しい毎日です。

(って怖っ!頭おかしい人じゃん、これw)




December 11, 2017

I'm Good

pixabay.com




何かを勧められて、断るときの

「いいです」
「結構です」
「間に合ってます」

というフレーズ。

オススメなカジュアルな表現は

I'm good.

です。

もうお腹いっぱいです、みたいなニュアンス。





例えば飛行機内で、フライトアテンダントが

「お水いかがですか?」

と回ってきたとき。


I don't need water.
(水は要りません)

などと言うより、

I'm good.

というと、
「大丈夫でーす」
みたいな感じになります。

No, thanks.
でもいいけど。

意外と便利です。









ちなみに
How are you?
の返事でも
I'm good.
は使われますが、本当は文法的には
I'm well.
だと言われたことがあります。

確かに!
副詞だもんね。



英語って不思議ですね。
(と言って解説せずに逃げる)
























December 10, 2017

クリスマスはチキンじゃない





ここカナダで、日本ではクリスマスにチキンを食べます、というと、ウケます。
ケーキを食べますというと、誕生日かっ、とツッコミが入ります。
そしてそれらを食べるのは24日の夜ですというと、早ッ、と言われます。




カナダでクリスマスディナーといえば、ターキー(七面鳥)かハム(薄切りではなく、肉の塊)です。

鳥なら何でもいいじゃん、と言われそうですが、チキンは日常的なものなので、ターキーの代わりにチキンと言うのは結婚式で鯛の代わりにサンマを出すようなものかと思われます。

でもターキーがそこまで特別かというとそうではなく、ターキーのサンドウィッチなどは年間通して売ってます。日本で鮭を普段食べるけど新巻鮭は特別、みたいなものでしょうか。




ググってみるとヨーロッパではクリスマスにケーキを食べるようですが、カナダでクリスマスに食べるデザートと言えばパイが多いです。アップルパイとか、ブルーベリーパイとか、そういうの。言われてみれば、日本のクリスマスケーキのようなケーキはカナダでは誕生日ぐらいにしかお目にかかりません。「誕生日かっ!」のツッコミにも納得です。





カナダではクリスマスディナーは25日の夜です。
24日の夜にクリスマスディナーを食べてしまうのは、まるで大晦日におせち料理を食べてしまうようなものです。







なので、
「日本では24日はKFCは大忙しです。」
というと不思議がられます。

実際に12月24日にKFCに行ったことがありますが、ガラ~ンとしていました。そもそも25日はKFCもお休みですけどね。

そうそう、カナダは12月25日は祝日なんです。

年末年始の帰省の準備などもある師走のクソ忙しい中、クリスマスなど余計な文化を輸入しやがって、ともし自分が今日本で働いていたら思っていたかもしれません(笑)。





December 8, 2017

人懐っこさ

英会話の上達の話になると、やれ発音だ、やれ文法だとなりがちですが、どういう発音をするかとか、どういう言い回しをするかとかいう前に、言いたいことがないと会話になりませんよね。

たとえば職場の人とばったり会ったとき。
廊下ですれ違う程度ではなくて、
「あー、久しぶり!どうしてた?」
と少し話をしましょう的な状況の時。

もしくはバスの中でばったり会って、
「あ、どうもお疲れ様です」
と隣に座る羽目になってしまった時。

英語で何て言うか以前に、そもそも何の話題について話したら良いかわからないんです。

また、僕が住んでいる地域は田舎なので、職場以外では外国人(日本人とか)に話しかけてほしくないオーラを出している人もいるので、そもそもその人を避けてあげるのが優しさである場合もあります。



頑張って話しかけるにしても。

仕事のことだったらいくらでも話せるんだけど、退勤後に仕事の話をするのはタブー。

プライベートなことは、「お子さん元気ですか」みたいな一般的なことなら良いらしいけど、そもそも職場の人のプライベートはあまり知らない。

天気の話もとってつけたようだし...。




重度のコミュ障で、ややこしい駆け引きは苦手です私w


昨日も普段は挨拶だけする職場の人と同じバスになって、たまたま隣同士に座って、なんと40分、だまりっぱなしでした(汗)。

いくら文法のテストが出来ても、言い回しを知っていても、「話せない」という状況では英語ができないのと一緒です。

普段は、基本的には、相手(と時の流れ)に身を任せ会話をリードしてもらうんですけど(ほとんどがネイティブスピーカーなので)、昨日の人は自ら挨拶してきて自ら隣に座っておいて、無言でした。MUGO・ん...。

若気の至りで何でも聞けちゃうような、カナダに来たばかりの好奇心旺盛の若者たちのような人懐っこさが意外と英会話には大切なんだなぁとひしひしと思いました。

カタコトでもなんでもいいから話せ、っていうのはこのことなんですよね。

でも自分以外の人に興味が持てない人はどうしたら良いんでしょう(笑)。


December 6, 2017

Done Deal



カナダも日本同様、社内の承認が必要な書類がたくさんあります。

「〇〇をするには事前に✕✕部の承認を得ること。」というものもたくさんあります。

でも、そういう社内規則って実は知らない人が多いんですよね。

申請を却下するものもあれば、とりあえず承認はできるものから今回だけ特別に許可することにするものまで様々です。内容や程度によりますね。



例えば✕✕部の承認を得ないで勝手に〇〇をして、事後報告をしてくる部署があったとします。

「今更だけど✕✕部に承認を貰った方が良いのでしょうか…。」

と上司や同僚に相談すると、

でももう買っちゃったし。

って話になりますよね。






この、事後報告されたあとに思う

でももう終わってることだし。

という状態。




こういうときに同僚が言って、

「そう言うのか!」

と思ったことがあります。




それは、今回のブログ記事のタイトルにもありますが、


It's a done deal.

直訳すると“終わった取引”ですね。






なんで勝手な事するんだろ、あー面倒くさい、やったもん勝ちかよ、ずるいよなあの部署、という思いとセットで覚えた言葉なので、個人的にはそんなずるいイメージがあります。


もう既に終わってしまったこと、という意味で使うと良いかもしれません。


※個人の感想です














December 2, 2017

How To Say




突然ですが。
how to say は、単に「言い方」という意味です。

How to say?
だけでは疑問文になりません。

I don't know how to say that.
=どう言って良いかわからない
Ask him how to say that.
=どう言うか聞きなさい
のように、文章の中で使われるフレーズの1つにすぎません。

なので、
How to say?
と言いたい場合は、
How do you say it?
など、do やなど you を入れてちゃんとした文章にしなければいけません。



それなのに、ワーホリ時代、先に語学学校に入学してたからって年下なのに先輩ヅラしてたアイツってば、“ひとりごとも英語です”ってアピールするために、授業で指されたときも、

How to say, how to say....
って言ってた!

それを言うなら
How can I say this? 
とか
How can I put this?
だよ!

※注:僕がワーホリしてたのは17年前です(一体いつの話をしてるんだw)


ユーチューブのサムネイルとか、何かの広告の背景のに使われる文字で
How to 〇〇 ?
というのを見て、文章を作るのは英会話の訓練になるということを思い出して今回取り上げました。

※個人の感想です。