January 9, 2018

英会話デビューのその後




デビュー曲からの変化

Apple Music、すごすぎます。

僕が中学・高校生だった頃のアーティスト達の曲がデビュー曲からずらーっとダウンロード可能になっていて感動しています。

初めてCDを買ってから30年経つのかー(驚愕)。

たいていどの歌手も、デビュー曲はクセが無い初々しい歌い方なのが3年後ぐらいになるとロック歌手っぽい歌い方になったり、コンサート慣れして声に貫禄が出たり、その人流の歌い方が出てきますよね。

去年と今年、というレベルではなくて、デビュー曲と10年後・20年後に出た曲とい長い期間で聴き比べると、慣れや貫禄について考えさせられます。


初心者から中級者へ

英会話も同じかな、とふと思いました。

日本で英会話スクールに入会した20年前と、カナダに引越して10年以上経った今では、自分の話し方も変わったかな?と。

たくさんシングルやアルバムを出したりライブツアーをするようなことはありませんでしたが、たくさん読んだり書いたり話したり聞いたりしてきました。

デビュー当時(笑)よりは慣れたし、貫禄も出て来たのでは、と思います。

(すっかりアーティスト気取り)




継続は力なり

結局ありきたりな表現になってしまいますが、「継続は力なり」ですね。

自分の言葉である母語は変わらないかもしれないけれど、練習して習得する歌や第二言語は続けていればどんどん上達して、自分のスタイルが確立されるんじゃないかと思っています。

デビュー曲は楽譜通りにストレートに歌っていたアイドル歌手も、十数枚目のシングルになると自己流に歌うようになったりしてモノマネされたりしますよね。

初めは音声教材をただリピートしていた英会話の初心者も、毎日仕事で英語を使って十数年目になると、自分流の話し方が確立されて、友達に真似されたりするかもしれません(経験談)。











January 6, 2018

お笑い担当になる覚悟




日本人として日本で日本語を話して生活するのと、外国人として現地で現地語を話すのは立場が違ってきます。

テレビに出ている片言の日本語を話す外国人タレントを笑っていたのが、今度は笑われる番になるのです。

黒人差別問題の話題で自分が白人側の目線に立って話す日本人もいますが、日本人も有色人種なので、間接的にネタにされることもあります。

あの地域は出稼ぎで来た〇〇人が多いから治安が悪そう(偏見)、のように差別的な目で見ていた「外国人」に、今度は自分がなるのです。

と、事実だけを書いていけばもっとたくさんありますが、気が滅入ってきたのでやめておきます。





何が言いたいかというと、大人になってから英語を習得した人が英語を話すには、笑われる覚悟が必要、ということです。

片言の英語が面白く受け取られてしまうのはもちろんですが、文化的な違いでも、日本人にとっては真面目なことが英語圏の人から見ると「なにそれ超ウケるwwww」みたいないこともあるので、笑われないようにするのは不可能です。



笑われた、と不快な気持ちになったり、さらにそれを差別だと力説したりするより、もっと笑わせようとした方が自分の為になると僕は思っています。

笑わせるためにもっと話したり、受け狙いで間違いを恐れずに話したりすることで、英語力とコミュニケーション能力は確実に上がります(間違ったらそれはそれで笑いが取れる)。

さらに、「笑われてなんぼ」の精神でいると、職場でも友達グループでも、可愛がられます。本当はただ笑われているのではなく、笑わせようとしている確信犯なんですけど。

テレビで片言の日本語や不自然な敬語で笑われている外国人タレント達も、実は視聴者に笑われているのではなくて、視聴者を笑わせているんですよね。ただ片言なだけでは番組が成り立たないはず。



「間違いを恐れるな」という、ありきたりなお話でした。


January 5, 2018

No way! にどう返す?




「まさか!」
「そんなバカな!」

というのは、英語で

No way!

というのはNHKのラジオ英会話や海外ドラマなどで知っていたのですが、そう言われたときにいう

「そのまさかなんだよ」
「それが本当なんだよ」

というのをどうやって言えば良いかわかりませんでした。

そんなとき、海外ドラマ(というかコメディー)を見ていたら、出てきました。返事の仕方が。


登場人物A:No way! (まさか!)
登場人物B:Way! (そのまさかなんだよ!)

Wayて。

そのテレビ番組コメディーだったのでちゃんとした英語かどうかはわかりませんでしたが、目からうろこでした。

以前書いた How's it going? にどう答える? もそうですが、カジュアルな口語の場合あまりガチガチに考えなくても良いんだな、と思いました。

何も恐れずに堂々と、なんなら敬語も平気で無視できる、コミュニケーション能力が欲しいです(TM Revolution の White Breath の歌詞みたい)。


January 4, 2018

手帳に書いて英語がペラペラに?

TMレボリューションの「LEVEL4」っていう歌に、そう言えば昔ハーレムを作りたいと思ってた、的な内容のフレーズがあります(著作権問題回避の為にそのまま書かずにざっくり概要だけ書きました)。

わかる、これ

この曲の発売当時はこの歌詞について特に何も思わなかったけど、発売後20年経って、最近 Apple Music で聴いて、激しく共感。

いや、別に昔ハーレムを作りたいとか思ってたわけじゃないですよ


「そういえば昔、〇〇したかったんだよなー。」

ってふと思い出す時がある、って所にすごく共感。


僕が思っていたことは、

そう言えば昔、歯を矯正したいとか思ってたっけな。
そう言えば昔、筋肉ムキムキになりたいとか思ってたっけな。
そう言えば昔、スイミングスクールに通いたいとか思ってたっけな。
そう言えば昔…。


日々の生活に流され、忘れちゃってました。

その頃から取り組んでたら今頃…。


何かについて思っていても、頭の中では色々な考えが巡っているのでふとしたきっかけで別のことを考えてしまいがちです。

団子を買おうと思って、忘れずに「団子、団子」と言いながら店に向かったけれど、川を飛び越える時に「どっこいしょ」と言ってしまい、それ以降「団子、団子」が「どっこいしょ、どっこしょ」に変わってしまい、店に着いて「どっこいしょ下さい」って言ってしまう

という昔話のようなもの。


だから思いついたことはどんなに些細な事でも書き留めておいて、たまに見返すとか、今後の予定に反映させるとか、とりあえず資金のための貯金だけは始めておくとか、夢を忘れないようにしておくと、20年経って、

「そういや英語がペラペラになりたいとか昔思ってたっけ」

みたいに思うことは無くなると思います。


そう言えば昔、洋画を字幕なしで理解したいとか思ってたっけ。
そう言えば昔、TOEICで900点取りたいとか思ってたっけ。
そう言えば昔、語学留学したいとか思ってたっけ。

...そう思うのは、英会話のことなんかすっかり忘れちゃうからなんですよね。

半年や1年で思い通りにするのは難しいかもしれないけれど、長い人生、というか20代、30代を振り返ってみると、気付いたら洋画が字幕なしでわかるようになっていたとか、気付いたらカナダに移住していたとか、気付いたら英語しか通じない職場で働いていたとか、気付いたら正月からクロワッサン食ってた、などということは良くあることです(?)。


特に英会話はどっちにしろ短期間にまっすぐ右肩上がりで伸びていくものでもないので(下のグラフ参照)、定期的に「そう言えば洋画を字幕なしで理解できるようになりたいんだっけ」などと思い出すのは効果的だと思います。











夢が叶うなんちゃら、という自己啓発本に出てくる定番の「夢」と言えば英会話とダイエットですよね。

そう、ダイエット。
ぽっこりお腹が醜い。どうしよう。ウォーキングだけではだめみたい。


「そう言えば昔、ぽっこりお腹をなんとかしたいとか思ってたっけ」

と20年後に思わないように、人様の英会話の上達法など気にしていないで、自分のポッコリお腹について手帳に書いて定期的に見直そうと思います…。



January 3, 2018

プライオリティー

うちの職場は「プライオリティ―」という言葉をよく使います。

決して意識高い系なわけではありません(笑)。






カナダは、というよりうちの職場は、残業を全くしないのでスケジュールがとてもタイトです。

なので毎日毎日仕事を終わらせて帰ることができないので、優先順位をつけなければいけません。

毎週の締め切りに間に合わせるには、

「最低でもこれだけは今週分として処理」
「これは来週分に回しても大丈夫」

というように分けなければいけません。







自分の業務的には、prioritize という形で
「いつも優先順位をつけて取り掛かってます。頭使ってます。」
と言いたい時に使っているので、priority という単語の使い方がイマイチわかっていませんでした。


「優先順位」という意味なのは知っていたので、
high priority とか low priority とかで使うのは本で読んだことがあったのですが、
the priority is high とかっていうのかな、どうなんだろう、と思いつつ、直接その単語を使用するのは避けていました。






ところが今日回ってきた手順書には、
〇〇〇(業務)is priority
とありました。

つまり「優先順位」というより「優先事項」という意味。

日本語では「プライオリティ―が高い」などの使い方をしてますが、英語では
「恋人はプライオリティー」
みたいな、昭和歌謡のタイトルのような使い方ができるようです。




プライオリティーがなんたら、ではなくて、priority が単体で使われることの衝撃と、それが太字で全部大文字で書いてあったので、もうその瞬間からこの曲(↓)が脳内をエンドレスリピート。


January 2, 2018

ソーリーから会話を始めない






日本のあるお笑いタレントが海外に行って彼流のめちゃくちゃな英語で現地の人と交渉するという番組あるじゃないですか。

(「私ってアイスクリームが好きじゃないですかぁ」みたいにみんなが知っているのを大前提として話を始める)

文法めちゃくちゃでも度胸とコミュニケーション能力さえあれば通じちゃうもんだね、というアレ。

そのタレントさんは物おじせずにバンバン話しかけて行きます。

「ソーリー、ソーリー」

と言いながら、道行く人に話しかけていくのです。





これ、チョー違和感…。

例えばレストランで、

「これ何の肉?ウエイターさんに聞いてみよう」

っていうような時に、

「ソーリー、ソーリー、えーっと、あのー、ワッツ、ワッツ...」

というように、「すみません」の代わりに言う「sorry」...。







日本で働いていたときも、上司がこれよく言ってたっけ。
話しかけるときに言う、ソーリー、ソーリー。







店で店員さんに
「あの、すみません、ちょっといいですか」

上司が部下に
「〇〇君ごめん、ちょっといいかな」

「すみません」も「ごめん」もたしかに 直訳すれば sorry ですが、 英語では、
謝罪する時(とお悔やみを述べる時)以外 sorry は使いません!


ソーリーの代わりに使える簡単なフレーズは、

Excuse me

です。えくすきゅーずみー、が言いづらい場合は「スキューズミー」でもおk。
(ごにょごにょと言うのがコツ)

またはシンプルに、

Hi!

と挨拶しちゃう。



Excuse me や Hi などの「ひとこと系」のフレーズが苦手なあなたには、

  •  Can I ask you a question?
  •  I have a question.

のように、直接本題に入ってしまうのもおススメです。

腰が低いと英語圏の人はイライラしてしまうようです。
必要以上にソーリー、ソーリーと謝(って聞こえ)るのはよくないと思います。

※個人の感想です。






January 1, 2018

クロワッサンって言える?


あけましておめでとうございます。
本年も当ブログへのアクセス、宜しくお願い致しマンモス。


カナダ在住と言ってもバンクーバーやトロントと違い、日本人も少なくて日本食料品店などない州に住んでおりますので、元旦の朝食はこれでした。


食いかけ汚ねぇなぁ。



そしてあることに気付いたんです。

クロワッサンと板チョコを一緒に食べるとあの日本のコンビニ(たしかローソン)で12年前によく食べていた板チョコデニッシュふうになる、と。

俺って天才じゃね?w


デニッシュはカナダのスーパーマーケットでも国民的ドーナツチェーン店のティムホートンズでも売っていますが、板チョコが入った、あの歯ごたえのあるデニッシュはお目にかかったことがありません。

ちなみにデニッシュは英語でもそのまま「デニッシュ」で通じます。商品名 danish を見ると、デンマークの食べ物なんですかね?

フライドポテトのことをフレンチフライと言ったり、陶磁器のことをチャイナって言ったり、国名をそのまま使うのって多いですね、英語って。


でも、クロワッサンはちょっとこっぱずかしいです、言うの。

Dictionary.com によると、「クロワッサン(croissant)」の発音記号は

krəˈsɑnts

で、「くろわっそーん」みたいな、ちょっとおフランスな感じなのです・・・!
(Dictionary.com は音声が聞けたり発音記号IPAを表示出来たり出来て便利ですね)

ハードル高い!

でも近所のローカルなカフェで、生クリームをたっぷり挟んでチョコをどっぷりかけた体に悪そうなくろわそーん(しかも大きい)があったりするので言わないわけにはいきません。


以前の記事(アイスを英語で )で、乳製品は牛さんがかわいそうだのなんだの言っておいて、バターたっぷりのクロワッサンに牛乳たっぷりのミルクチョコレートの写真(しかも食べかけ)を貼るっていうのもどうかと思うんですけどね。

あーおせち料理食べたい。